生命保険をご検討中の皆さまへ

ファイナンシャルプランナーが、保険選びのポイントをアドバイス!ぜひ、ご覧ください。
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生命保険とは

病気やケガ、死亡などの予期しない出来事が起きてしまった場合、経済的に生活が困難になったり、思い描いていた生活が実現できなくなったりする事のないようにするための備えです。
生命保険のしくみは、同じ不安を抱えている人が集まって少しずつでもお金を出し合い、突然の事故や死亡の不幸が起きてしまった人がすぐに使えるように準備をしておくといった、大勢の人による「助け合い」と「相互扶助」で成り立っています。

生命保険選びのポイント

生命保険の多くは、「生命保険」=「主契約」+「特約」で成り立っています。主契約とは生命保険のベースとなる部分で、主契約のみで保険契約ができます。特約とは主契約にオプションを付加することで保障内容を充実させようという目的の部分です。特約のみでは契約ができず、また複数の特約を主契約に付加することができる商品もあります。
たとえば終身保険・定期保険・養老保険で主契約部分の万一の保障に特約として、不慮の事故や後遺障害に備えた災害割増特約や傷害特約、医療保障に備えた入院特約やがん特約などを付けるという保険の組み方をします。

★万一の保険として主なもの4つ挙げておきます。

生命保険事業責任者
FPC 長崎本店店長  越尾 浩行

終身保険

一生涯、万一の保障が続く生命保険です。保険料の払込が一定の期間で終了する有期払込(たとえば65 歳で払込終了など)と、一生涯保険料を払い続ける終身払込の二つのタイプがあります。
満期保険金はありませんが、万一の時には必ず保険金が受け取れ、資産形成効果(解約返戻金)もあります。

定期保険

一定の保険期間(たとえば10年・65歳まで・80歳まで)は、万一の保障があるタイプです。
保険期間中は、保障額が一定で変わらない定額タイプ、保障額が減っていく逓減(ていげん)タイプ、保障額が増えていく逓増(ていぞう)タイプがあります。
また、更新をする場合、保険料が更新をする時期の年齢で再計算されるので通常は保険料が高くなっていきます。保険料は安いため一般的に掛け捨て保険と呼ばれています。

養老保険

定期保険と同じで一定の保険期間があり、万一の時には死亡保険金が、満期時まで生存したときには満期保険金が受取れます。一般的には死亡保険金と満期保険金は同額であるタイプが主流です。
満期保険金を受取れるので、資産形成効果が高い保険です。

収入保障保険

家庭のライフサイクルに合わせて保険金額が毎月一定の額が逓減していき、死亡保険金受け取りが毎月一定の額の年金とする保険です。(契約時に定めた満期まで年金が受取れます)
年金の受取り回数には、最低保証があり、年金受取り回数が最低保証に満たない場合は、最低保証年数分の年金が受取れます。掛け捨てのため保険料もお手頃でしっかり万一の保障が組めるので人気がある商品です。